タイヤのトラブル-高速道路は要注意

夏休みになると増えるのが、高速道路上でのタイヤのトラブルです。

本来は、1か月に一度や2~3か月に一度の頻度で行われることが推奨されているタイヤの空気圧チェックと補充ですが、実際に空気圧チェックをこれらの頻度で行っているドライバーはごく僅かです。

多くのクルマは、最後にタイヤの空気圧チェックをしたのはいつだったかな?という程に放置されている状態です。酷い場合には2年前に車検や点検に出した時から一度もされていないという事もあります。

タイヤの空気圧が低下した状況でクルマを走らせると、普段の生活で一般道ばかりを利用する場合にはあまり問題ないのですが、夏休みなどで高速道路を長距離走ってしまうとパンクやバーストといった致命的なトラブルに繋がります。

実際、JAFの高速道路上でのロードサービスで最も多い救出症状のNo.1はタイヤのトラブルでパンクやバーストです。空気圧が低下したタイヤで高速走行を続けることで、タイヤは発熱して、損傷してパンク状態になったり、さらにタイヤが破裂するバースト状態になってしまうのです。

高速走行中のパンクやバーストは、クルマのコントロールを失うことになり、大きな事故を引き起こしかねません。

そういえば、タイヤの空気圧を点検していないなと思ったら、一度、ガソリンスタンドでチェックしましょう。

参考:ガソリンスタンドでのタイヤの空気圧のチェック方法が紹介されているサイト

ボデーの擦り傷の修理について

ボデーの擦り傷
 ボデーの擦り傷は、そのままにしておくと錆びが発生する原因となります。錆びてしまうと最悪の場合、ボデーに穴が開いてしまう可能性がありますので早めの修理が必要になります。かといって安く修理しようと自分でタッチペンを買ってきて、擦り傷部に塗ってみたら余計に目立つようなこともあります。やはりきれいに直すにはプロにお任せするしかありません。任意保険によっては擦り傷も対象となりますので、板金塗装工場で相談してみてください。

ボデーの擦り傷の修理方法
 板金塗装工場ではボデーの擦り傷をどのように修理しているのでしょう。その作業工程を説明します。まず、ボデーの損傷部(擦り傷部)の塗膜を鋼板が露出するまで、サンダーなどを使用して削り取ります。つぎに、修理面のゴミやホコリ、水分などを取り除いた後、油分を脱脂します。修理面以外に塗料が飛ばないようにマスキングをしてから下地塗料を吹き付けます。下地塗料をよく乾燥させ、表面を滑らかに仕上げます。その後上塗りを行います。上塗りはボデーカラーによって何層に塗るかが変わります。ソリッド系、メタリック系、パールマイカ系の順に層が厚くなります。当然、ソリッド系よりもパールマイカ系の方が塗装に手間がかかるため、修理代も高くなります。上塗りが乾燥したら、まわりとの肌や艶を合わせるために磨きます。これでボデーの擦り傷の修理は完了です。

ボデーのへこみの修理について

ボデーのへこみ
 ここでいうボデーのへこみとは、物や車両との軽い接触事故などによりできたパネルのへこみのことです。大きな損傷によりパネルを交換する必要があるものは除くことにします。

ボデーのへこみの修理工程
 ボデーのへこみを修理する場合、まず修理作業に支障をきたすような外板のモール類や、こみ部)の塗膜を削り取ります。鋼板が露出するまで削ったら、へこみ部にワッシャーを溶殖します。そのワッシャーをスライディングハンマーやチェーンを使って引き出しながらハンマーでたたいて、凸凹面の修正を行います。このとき損傷個所に延びが発生している場合は、局部的に加熱してから急冷させて、延びが発生した箇所を吸縮させて原型に復元する必要があります。ハンマーを使用した修正で鋼板面の凸凹がほぼ修正できたら、防錆処理を行います。これは、ワッシャーを溶殖したときにパネル裏側の塗膜が焼けているために必要になります。つぎに損傷部に付着しているゴミ、ホコリ、水分などを除去したあとシリコンオフなどで脱脂します。脱脂が終わったら修正面にパテを盛っていきます。パテをよく乾燥させてから粗研ぎを行ってから細かな修正を行います。プラサフ塗装部位のまわりをマスキングしてからプラサフを塗装します。プラサフが乾燥したら表面を滑らかにしてから上塗りを行います。上塗りが乾燥したらまわりの肌や艶を合わせるために磨きを行って修理完了です。

線キズの修理について

線キズ
 心無いいたずらやカバンの角などで付いてしまうのが線キズです。たとえ小さな線キズでも気になりますよね。かといって自分でタッチペンなどを買ってきて塗ったりすると余計に目立ってしまうこともあります。しかしながら、そのままにしておくと錆びが発生してしまう原因にもなります。そんなときは板金塗装工場の出番です。板金整備工場ではどのように線キズを修理するのでしょうか。作業工程を説明します。

線キズの修理工程
 線キズがボデーについている場合に板金塗装工場では、まず線キズの付いている部分の塗装を削ってはがします。このとき線キズの深さに応じて塗装をはがします。線キズとまわりの段差がなくなるまで塗装をはがし、表面を平らにします。次に下地処理を行います。プラサフ塗装部位のまわりをマスキングし、清掃、脱脂後プラサフを塗布します。プラサフが乾燥したら塗装面を研磨して滑らかに仕上げます。その後上塗りの工程に移ります。上塗りはカラーによって塗膜の構成が異なります。カラーの種類はソリッド系、メタリック系、パールマイカ系の3つに分けられます。ソリッド系は上塗りを塗れば塗装は完成ですが、メタリック系とパールマイカ系はクリア塗装が加わります。特にパールマイカ系の場合は上塗りだけでも3層になります。当然ながら、パールマイカ系のクルマは修理代が高くつきます。塗装が乾燥したら、損傷部のまわりとの肌や艶を合わせるために磨きを行って完成となります。

ガラスの修理について

ガラスの修理とは
 交通事故などでガラスが大きく割れてしまった場合はガラスを交換するしかありません。ただ、フロントガラスは大変高価です。車種にもよりますが、交換すれば最低でも10万円以上かかります。しかし、飛び石などでガラスに傷がついたり小さなヒビが入ったりした場合には、修理が可能です。修理の場合は2万円くらいから可能なようです。ただし、完全に元通りにはなりません。傷を目立たなくする程度だと考えてもらっていいと思います。修理痕がわかるので神経質な方は費用の問題をクリアできるなら交換したほうがいいかもしれません。飛び石をそのままにしておくと、振動などでさらにヒビが大きくなったり、突然ガラスが割れたりして大変危険です。また、保安基準にも適合していないので車検も通りません。早めの修理をおすすめします。

ガラスの修理方法
 まず、ガラスの傷に入ったゴミや汚れを取り除いてきれいにします。そこに、特殊な樹脂を流し込みます。樹脂に空気が混入していると仕上がりに影響するので、ポンプを使用して真空状態にキープします。その状態で特殊なライトを当てて樹脂を硬化させます。硬化したら表面をスクレイパーなどで削って平らにします。そして、ガラス用のコンパウンドで磨けば完成です。作業時間は早ければ45分くらいで可能なようです。ガラス修理は特殊な技術を使用しているので、いわゆる腕の差が大きく出るので、作業を依頼する業者は吟味する必要があるでしょう。

格安クイック板金について

格安クイック板金とは
 格安クイック板金とは、その名の通り安くて早い板金修理のことです。そのような板金修理なので損傷個所や損傷具合によっては作業ができないこともあります。

格安クイック板金のメリット
 格安クイック板金のメリットは、やはり修理代が安いことです。ちょっとした擦り傷やヘコミであっても通常の板金修理ではビックリするくらいの金額になることもあります。保険を使わない場合、板金修理代が高いと躊躇してしまいますよね。安くすまそうと自分でタッチペンとかを買ってきて塗ってみたら、かえって放っておいたほうがよかったくらいになってしまったり、気になりながらもそのままにしていたりという人も多いでしょう。
格安クイック板金なら制限はありますが、お手頃価格で修理が可能なのです。もうひとつもメリットは短時間で板金修理ができることです。通常の板金修理では、ちょっとした擦り傷でも3.4日の修理期間がかかることがあります。しかし、格安クイック板金なら2時間程度から修理が可能なのです。これなら忙しい人でも修理にだせますし、修理期間中の代車も必要ないという人もいるかもしれませんね。

格安クイック板金のデメリット
 格安クイック板金はいいことばかりではないようです。表面的にはきれいに直っていますが、短時間で修理を行っているためか時間がたってから修理箇所に変色やパテの割れなどが起こることもあるようです。もちろん、しっかり修理してもこういうことは起こる可能性はありますが・・・。

スタンダード板金について

スタンダード板金とは
スタンダード板金とは、いたって普通の板金修理のことです。特別な作業はせずに基本に忠実に修理箇所を復元します。

スタンダード板金の修理方法
いたって普通の板金修理方法ですから、修理可能な場合は修理をし、修理が不可能な場合は部品交換となります。例えば、交通事故などでドアがへこんだとします。修理が可能な場合は修理をします。この場合、まずヘコミを元に戻さなくては始まりません。まずは内装部品を取り外します。そして、サンダー等を使用して損傷部の塗膜を削り取って鋼板を露出させます。次に、ヘコンダ部分に専用のワッシャーを溶接します。そのワッシャーをスライディングハンマーと呼ばれる引っ張るための道具やチェーンで引き出しながらハンマリングをして、凸凹面の修正をします。ある程度凸凹が修正できたら、損傷個所の加熱急冷を繰り返して鋼板の延びを修正します。ワッシャーを溶接した場合はパネルの裏側の塗膜が焼けてしまっているので、防錆作業を行います。そして、損傷個所のゴミ、ホコリ、水分などを除去して脱脂をします。それからやっとパテを盛ります。パテが乾いたらサンダーで荒削りをしたあとサンドペーパーなどで修正をします。きれいに仕上がったら塗装を行います。塗装は車種やカラーにもよりますが、下塗り、中塗り、上塗りと仕上げて完成です。当然、修理不可の場合はドアパネルを交換して塗装をすることになります。

デントリペアについて

デントリペアとは
 デントリペアとは、クルマのヘコミを特殊な専用工具を使用して、きれいに修復する修理方法のことです。パテなどを使用せずに鉄板自体を裏側から少しずつ押し出して修復する修理方法なので、再塗装をする必要がありません。通常の板金修理なら2.3日かかるようなヘコミでも、再塗装の必要がないため30分程度から修理が可能なようです。また、再塗装の必要がなく、作業時間も短くてすむので費用も安くつきます。作業に大がかりな設備が必要ないため、業者によっては出張修理に応じてくれるところもあるようです。

デントリペアの条件
 いいことばかりのデントリペアですが、どんなヘコミにでも使用できる修理方法ではありません。再塗装をしない修理方法なので、傷があるヘコミの場合にはデントリペアは利用できません。また、裏側から鉄板を押し出すので、丸くきれいなヘコミなら修理可能ですが、角のあるヘコミの場合はきれいに押し出せないので修理ができません。ヘコミの大きさは、小さなものから直径30cm程度までは修理可能なようです。ただし、修理箇所や車両状態にもよりますので、デントリペアが可能かどうかは板金塗装工場に確認してください。

作業工場
 最近はデントリペアを導入している板金塗装工場がたくさんあります。しかしながら、デントリペアを導入していない板金工場もあるので、どこででも修理可能なわけではありません。修理に出す前に確認したほうがいいでしょう。

ペイントレス修復について

ペイントレス修復とは
 ペイントレス修復とは、板金修理時に再塗装を必要としない修復方法のことです。例えばクルマにできた小さなヘコミを特殊な専用工具を使用して、きれいに修理する方法があります。パテなどを使用しないで鉄板自体を裏側から少しずつ押し出して直す修理方法なので、再塗装をする必要がありません。再塗装が不要なので、通常の板金塗装では2,3日かかるヘコミでも、30分程度から修理が可能なようです。また、塗装費用が不要になり、作業時間も短くなりますから修理代も安くつきます。また、短時間で作業が可能なため、出張修理にて対応してくれる場合もあるようです。

ペイントレス修復の条件
 メリットが大きいペイントレス修復ですが、どんなヘコミでも可能なわけではありません。まず、傷がある場合は、損傷が小さくても再塗装が必要となりますから、ペイントレス修復はできません。また、丸くきれいなヘコミなら可能なようですが、角があるようなヘコミの場合はきれいに修復できませんのでペイントレス修復はできないようです。ヘコミの大きさは、小さなヘコミから直径30cmくらいのヘコミまでは修復が可能なようです。ただし、ヘコミの状態や、修復箇所にもよりますので板金塗装工場に確認してください。

作業工場
 ペイントレス修復は特殊な専用工具を使用した、高度な技術を要します。ですから、どこの板金塗装工場でも作業可能ではありません。ペイントレス修復を希望する場合は注意が必要です。

自動車保険の適用について

自動車保険
 交通事故でクルマが損傷した場合には、自動車保険を使用することができます。ただし、自賠責保険は対物保険ではないので除きます。ですから、ここでいう自動車保険とは任意保険のことです。さて、その任意保険にも種類があります。大きく分けると、車両保険付きかどうかということです。車両保険に入っていない場合、事故で損害を与えた相手には保障しますが、自分のクルマは保障されません。また、車両保険でもエコノミータイプの場合は、事故の相手がクルマの時しか自分のクルマは保障されません。すなわち、自損事故は保険の適用外だということです。自損事故に適用される保険は、一般の車両保険だけです。

自動車保険の適用
 交通事故で相手がいる場合には必ず警察を呼びましょう。保険を適用させるために、事故証明が必要な場合があります。これは、警察に事故処理をしてもらわなければ発行されません。また、相手がいる事故の場合は、過失割合に応じて保険金が支払われます。例えば、相手の過失が7割で自分の過失が3割とします。この場合、相手のクルマの修理代の3割をこちらが支払、こちらのクルマの修理代の7割を相手が支払います。保険を適用した場合も同じです。保険を使う場合、バンパーを交換する程度なら写真見積りでいいのですが、もっと大きな損傷の場合は、アジャスターという保険会社の鑑定人が損傷を確認します。それによって、どのような修理をするのかが決まります。場合によっては全損扱いになることもあります。