クルマのキズやへこみを治す板金塗装とは

板金と塗装
板金塗装とは、事故などでクルマが損傷した場合などに、板金作業や部品交換で損傷個所の修理を行った後に、塗装をして復元修理をすることです。ですから、板金塗装と一口に言っても、作業工程によって板金工程と塗装工程に分けられます。当然、損傷の大きさやクルマへのダメージによって板金塗装の方法は違ってきます。すり傷程度の損傷であれば、パテなどで補修した後に塗装を施せばきれいになります。しかし、へこみなどの大きな損傷の場合は、ひっぱったりたたいたりして元の状態に戻す必要があります。時には、損傷がひどくて修復できず部品の交換が必要になる場合もあります。板金作業の良し悪しが、塗装作業の仕上がり具合に大きな影響をあたえます。

板金作業
 板金作業に欠かせないのが溶接です。金属同士をくっつける場合はもちろんですが、へこみを修理する場合にも溶接を使用することがあります。通常、へこみは裏からたたいて修理しますが、ドアなどは裏からたたけない構造をしています。このような場合は、へこんだ部分に専用のフックを溶接します。そして、特殊な工具をフックにひっかけて、へこんだ部分を引っ張りだします。

塗装作業
 クルマの塗装は、下地や中塗り、上塗りなどの何層にも塗装されています。修理の場合も下地から順番に塗装するのです。また、クルマの塗装は使用の過程により、若干の色の変化がみられます。再塗装するときには、周りの色に合わせて調合して塗装しています。