線キズの修理について

線キズ
 心無いいたずらやカバンの角などで付いてしまうのが線キズです。たとえ小さな線キズでも気になりますよね。かといって自分でタッチペンなどを買ってきて塗ったりすると余計に目立ってしまうこともあります。しかしながら、そのままにしておくと錆びが発生してしまう原因にもなります。そんなときは板金塗装工場の出番です。板金整備工場ではどのように線キズを修理するのでしょうか。作業工程を説明します。

線キズの修理工程
 線キズがボデーについている場合に板金塗装工場では、まず線キズの付いている部分の塗装を削ってはがします。このとき線キズの深さに応じて塗装をはがします。線キズとまわりの段差がなくなるまで塗装をはがし、表面を平らにします。次に下地処理を行います。プラサフ塗装部位のまわりをマスキングし、清掃、脱脂後プラサフを塗布します。プラサフが乾燥したら塗装面を研磨して滑らかに仕上げます。その後上塗りの工程に移ります。上塗りはカラーによって塗膜の構成が異なります。カラーの種類はソリッド系、メタリック系、パールマイカ系の3つに分けられます。ソリッド系は上塗りを塗れば塗装は完成ですが、メタリック系とパールマイカ系はクリア塗装が加わります。特にパールマイカ系の場合は上塗りだけでも3層になります。当然ながら、パールマイカ系のクルマは修理代が高くつきます。塗装が乾燥したら、損傷部のまわりとの肌や艶を合わせるために磨きを行って完成となります。