2012年10月アーカイブ

ボデーのへこみの修理について

ボデーのへこみ
 ここでいうボデーのへこみとは、物や車両との軽い接触事故などによりできたパネルのへこみのことです。大きな損傷によりパネルを交換する必要があるものは除くことにします。

ボデーのへこみの修理工程
 ボデーのへこみを修理する場合、まず修理作業に支障をきたすような外板のモール類や、こみ部)の塗膜を削り取ります。鋼板が露出するまで削ったら、へこみ部にワッシャーを溶殖します。そのワッシャーをスライディングハンマーやチェーンを使って引き出しながらハンマーでたたいて、凸凹面の修正を行います。このとき損傷個所に延びが発生している場合は、局部的に加熱してから急冷させて、延びが発生した箇所を吸縮させて原型に復元する必要があります。ハンマーを使用した修正で鋼板面の凸凹がほぼ修正できたら、防錆処理を行います。これは、ワッシャーを溶殖したときにパネル裏側の塗膜が焼けているために必要になります。つぎに損傷部に付着しているゴミ、ホコリ、水分などを除去したあとシリコンオフなどで脱脂します。脱脂が終わったら修正面にパテを盛っていきます。パテをよく乾燥させてから粗研ぎを行ってから細かな修正を行います。プラサフ塗装部位のまわりをマスキングしてからプラサフを塗装します。プラサフが乾燥したら表面を滑らかにしてから上塗りを行います。上塗りが乾燥したらまわりの肌や艶を合わせるために磨きを行って修理完了です。